20日から3日間の日程で始まった参観週間の最終日に麦の穂会議を行いました。麦の穂会議は本校独自の名称で、学校保健委員会のことを指します。学校では、子どもたちの心身の健康の保持増進のために毎年1回テーマを決め、保護者も交えながら話し合いを進めています。より実効性のある取り組みとするためにも、みんなで話し合い、意識を高めていく必要があります。今回のテーマは「メディアコントロールにチャレンジしよう」でした。最近の子どもたちはオンラインゲームや動画共有サイトなど長時間に渡ってメディアに触れる機会が多くなり、心身の不調を訴える子どもたちのいることがニュースや新聞等でも取り上げられるようになりました。WHO(世界保健機関)では今年5月に新たな疾病として「ゲーム障害」が国際疾病分類に加えられています。これからの社会においてメディアとの関わりは避けて通ることはできません。いかに自分をコントロールできるかが重要であり、そのためには家庭でのルール作りなどの踏み込んだ取組が欠かせません。